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座右の銘は「自分に甘く。他人にも甘く」の藻の日常のアホネガティブログ。
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健康診断というものについて。


必要性をまったく感じないイベントのひとつである。と思うのです。


もしかしたら若いときには、あまり必要がないわけでもないのかもしれない。

とは、思うのだけれど。

健康診断を行う大義名分というのは、「病気の早期発見、早期治療の実現」だと思うのだけど。

いや、うん。
年配医師の目の保養とかそういう異論はありきですがね。(違うか)


その早期発見だの早期治療というものは本当に必要なのだろうか。


確かに、若いうちに病気の早期発見に繋がれば、まぁ、いいとは思います。若年性ナンタラカンタラ、はたいてい怖いというイメージがある。

から。

これはイメージです。が。

でもこう、いい年になっての健康診断になんの意味があるのだろうか。

たとえば癌でたとえると、

たとえば癌でたとえると?なんか変な日本語ですね。まぁいいや。


早期発見されて、まだぜんぜん痛くなる前なのに、あっちゃこっちゃ切ったり付けたり縫ったりして、挙句の果てには強い薬で髪が抜けて、管突っ込まれて、


…ってなるよりはさ、


気づかないで、末期です。で、モルヒネで、ポックリ。


のほうが、こう、字ヅラ的にもさっぱりしていていいんでねぇかと思う。


治療の所為で絶対病気になることあるって。たぶん。
だって体切ったり貼ったりしてるんでしょう。
いいわけないじゃない体に。

大体、健康診断で、「こういう健康にいいもの食べましょう」とかアドバイスするくせに、思いっきり体に悪いバリウムを飲ませたり、X線を照射するってどういうことなんですか。


イミガワカラン。



癌とは戦うなという、本がある。

癌から逃げないことです。という、キャスターもいる。


この二つの正当性をめぐる投票があったなら、おそらく、私は前者に一票を投じると思う。

癌という漢字を書けなくてうんうん云うと思う。

癌って何か気味の悪い漢字ですね。


いや、そんなことはよくって、だな。


癌は日本人の死亡率の大半を占めているものだが。
確かに苦しいのはそう。
でも半身不随とかになって生き長らえるより、長くて数年で逝ってしまえるほうがずっといいんではないだろうか。

と、思うのです。


長く生きるのは、すごいことだが、喜ばしいことなのかどうかは何かこう、肯定しかねる。


あ、別にその、尊厳死を認めよう!な感じにしたいわけじゃないです。


尊厳死を主張する老人たちも、なんだかんだで自分勝手だ。
いやその、自分勝手でもいいんだけれど。

やっぱり、管突っ込んででも生きていてほしいと思う肉親の気持ちもある。のだ。


そこらへんは、感情論とむつかしいところ。


そういうのが、人間の持つなんていうか、悲哀っていうか、哀愁って云うか、だと。
非合理的だろうが、生きていてほしいとか。
切なるおろかさというか。
裏切られるって分かってても、信じてしまうとか。
永遠を信じてしまうとか。
切なるおろかさというか。

嫌いじゃないです。



長く生きんのが幸せかとか、そんなもの死んだあとで振り返れないならどんだけ不毛な杞憂でしょうか。


科学が死を超えない限り、科学は宗教には勝てない。
という、のも、定方センセが云ってました。(仏教学のヒトです)




…あん?私は何の話をしていたんだったかな。

いつもの通り結論も脈絡もない。



です。



ね。



お目汚しでした。
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