好きな会話

今日、電車の中で、好みの会話を聞いた。

乗車している約３０分の間、その会話はずっと続けられていて、

その全てを記憶して皆様に紹介できればよかったのだけれど、

如何せんあまり質のいい記憶媒体を持ち合わせていない小生で御座いますので、

概要を紹介するということでお許し頂きたい。



別に、その会話をしているのは私ではない。
なんだけれども、

それは、女子高生の会話でした。

女子高生という或る人生のうちの一般的なセクションが
あまり好きではないのだけれど、

その４人の会話はとても好みでした。


控えめな声音で、
ところどころに笑い声が挟まれる。


A「そうなの。毎回あのイベントでクオカードもらえるなら行くのに」
B「公務員目指してなくてもね」
A「そう。でもそれだと結構５００円のためにって思っちゃうんだな」
B「んだな？」
A「んだな（笑）」
B「それは結構大変なんだな」
A「だからその労力使うのも考え物なんだな」
B「それは流石にばれるんだな」
A「もういいよなにそれ（笑）」


…なんてカワイイんだな。

好い。


それから、その子達の中の子が
マイケルジャクソンが好きらしく、
ずーーっとマイケルの素晴らしさについて語っていました。
その周りの子達も、質問と揶揄を織り交ぜた素敵なことを云ってました。


好い。


その後は、高校についての話、送り迎えの話、転校の話などしていました。


すべてがすこぶる好みでした。


すてきでした。


会話の内容から察するに、県内で１、２を争う頭のいい学校でした。



A「あの先生、私が塾行っていないとでも思ってるのかね」
B「そうなんじゃない？」
A「塾行かなきゃ一高入ってないってーの。勉強しなくても頭のいい天才じゃないんだから」
B「そうだよね。たいていの人はそうだよ」



小気味いい。





明日は収蔵庫に入ります。
楽しみ。