座右の銘は「自分に甘く。他人にも甘く」の藻の日常のアホネガティブログ。
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あのこは面白いな、といつも思う。
「季節が4つもあることの非合理性」
とか
「太陽不要説(でもピーカンの青空は保護)」
とか。
面白いネ。
如何考えても解決しようがない文句というのは、達観していてそれでいて俗っぽくて聞いていてしこりがないから楽しいだけなんだ。
楽しいだけなんだよ。イイネ。
ドログチャの愚痴も好きですが、こういうさっぱりした文句と云うのも素敵だな。
と、思う次第。
面白いこと考えるやつは、やっぱりすごいんだ。
そんなふうになりたい。
明日、久しぶりの選考です。就職。ああイヤダ。
もう、沈みます。胃が痛い。
通ることはないと思うので、気楽に行こうと、
そんな高度なことは出来ないので、不安なまま、逝ってきます。
アイタタタ。
もう無理だぁ~
そういえば、この間三田線の駅でつかまったおばちゃんの話ですが。
いつものように登山靴を履いて、いつものよーにホームに行ったら、
電車が出たばっかりだったので、椅子に座ったんです。
そったら、ベンチに座ってたおばちゃん…とおばあちゃんの境目くらいの年齢の方がいまして。
以下、出来るだけリアルな再現。
おばちゃん「今行っちゃったよ」
藻「…え」
おばちゃん「電車行っちゃった」
藻「ぁ、そうみたいですね~参ったな」
おばちゃん「あんた先の尖ったクツなんてよう履かないでしょ」
藻「え」(自分のクツを見やる。屋久島のトレッキングで履いてたくつ)
おばちゃん「若い人はよく履くよね、あんなつらそうなクツ」
藻「ホントそうですねぇ。履けないですあんなの。私」
おばちゃん「そうだよねぇ。私もホレ。これがラクで~」
…というとっかかり。
恐らく私がヒールを履いていたなら実現不可能な会話であっただろう。
そっからなんかつかまっちゃって。
一緒の方向の電車だったので隣の席に座って話すことに。
正直人見知りにも程がある私は、ヒヤッヒヤ汗だくガクブル。
おばちゃんは下品な感じはなく、(だからってとっつきにくいほど上品でもない)ぺちゃくちゃと色々な身の上話をして下さった。
それがまたオモシロクて。
どうもそのオバチャンは、
60歳後半らしいのですが、(意外と若く見えた)40年前に広島から東京に出てきて、ずっと水道橋のキオスクで働いていたらしい。
んで、なんと48歳で初めて結婚して、かなり年上のだんなさんだったらしく、この間93歳でお亡くなりになったのだとか。
こんな風には考えたくないんだけれど、お子さんがいらっしゃらないから、孫みたいな感じで話してくれたんだろうか。
旦那さんはバツイチだったんだそう。
なくなったときは、喪失感でなにも食べられなかったらしいです。
大好きだったから、と、笑っておっしゃってた。
ちなみに、数十年バリバリに働いていた彼女は、結婚前に2000万のマンションを購入したんだとか。結婚したとき旦那さん驚いていたようです。
そんで、仰ってたことで印象に残ったのは、
「私キオスクで働いてて、数十年、何千何万の人と毎日会っていたけど、なんとも思わなかったものね。やっぱり、お父さん(旦那さん)は特別だったね」
って。
やっぱり、そういうものなんだなぁ。
それから、私に結婚指南?っぽいものもしてくださって。
いや驚いた。あんなに押し付けがましくなく指南してくださるご老人に会ったことがないもので…
「東京に住んで結婚するなら、絶対23区内の男にしな!」
だそうである(笑)
遠いと色々大変なんだって。葬式とか、が(笑)
オモシロかったです。
おばちゃんは巣鴨に腰痛を治しに降りました。
とってもいい先生なんだそう。
私も椎間板ヘルニアになったらかかろうと思います。
「あんたほどの器量なら、絶対いい人現れるから。大丈夫だよ」
と云って下さいました。
なんだかジーンと来てしまった。
会って数分の人に器量がいいなんて云われたことないので…
殆ど喋ってなくて相槌打ってただけなので…あれですが。
なんか、今まで聞いた
若いんだから、とかいう
はげましより、なんか、
すごく嬉しかったし、安心した。
ありがとう。
また会えるといいな。
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