〝もしも〟は無いとしても。

今日は暗いお話を少し。

福岡の幼児３人の交通死亡事故、ありましたね。

あれは私が聞いた中でも悲惨な事件だった。

私にとっては勿論、人事でしかない訳なんだけれど、それでも気持ちが沈みました。

ここからは私の私的な意見。


あの事件では両親が生き残ってお子さんが全員が亡くなった。

私が思うに、もしあの事故が『乗っていた家族が全員死亡』だったら、きっとこんなにも心は痛まなかったと思う。普通の事件として、ニュースを見流していた。
勿論私に生き残った両親さんの気持ちが代弁できるはずが無いけれど、もしかしたら、必死で助け出そうとして大事な子供を失って、自分だけが生き残っているよりも、あの場で海に沈んでいた方が苦しみは無かったのかなと、そう思う。

あのご両親は一生立ち直れないんじゃないかなぁ…。

親に先立つのは一番の親不孝だ。

と、私の親は云ってた。私は親になったことがないけれど、そうなのかな。でもきっと、そうなんだろうな。

不思議ですね。




自分の命よりも大事なものは多分ない。でも、喪って死に等しいものというものはあるんだろうな。




私も親になったら、分かるかもしれない。

もし分かったら、もう一度考えてみたい。







大上紘彬さん、倫彬さん、紗彬さん。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

藻　拝

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