群衆の中の孤独

っていう絵が、なんかの教科書に載っていたような気がするの。


その絵を見たとき、ちょっと頷いた記憶がある。



先輩方の卒業パーティーに行ってきました。
知らない人が九割五分…いや、九割九分九厘。

行くときもひとりだったので、オッソロシイ現場でした。


まさに孤独ってやつです、ひとりぽつーんとしておりました。


途中、ゼミの先生と奇跡的に来てくれた友人が来てくれるまで
ずーーーーと一人でした。

ちょこっと面識のある先輩に「あんた絡む人居ないの？（苦笑）」と
哀れまれてしまう始末。ジュウシマツ。


はぁ、さいですか。
と、自分の境遇にため息をつく始末。ジュウシマツ。


狭く深くしか付き合えない性分のわたくしの本領発揮でした。
それにしても領域が狭すぎる。こう、人付き合いの幅の。

こりゃぁだめだわ（笑）

と、一人笑いました。


数じゃないとは云いつつ、やはり、入用ですよ。
人付き合いの才能というのは。こういうとき。


両親どちらも友人は少ないほうでございますので、父親には一人もいないかな。
どうやらその才能は隔世遺伝的に顕現しなければ持ちようがなかったわけですが…。どうやらそれも失敗したようです。


う～～～～～～～ん。


寂しかったなぁ。自分が。


寂しいやつでしょーほんとにーって先輩に云ったけど、ホントダヨ（笑）



なんとなくですが、


今回のパーティーで、

ふと、



「あぁ、ここは私の21年間のパノラマ・ビューだなぁ」



と感じました。


このまま凡庸に、ひとりで流されて、そのうち死ぬんだろうなぁという、心持。



面白みがない。




でも後半は友人と先生がしゃべってくれたので、涙が出るほど嬉しかったですよ。
ひととのかかわりはあたたかいですよ。


こっちがパノラマ・ビューだったらいいな。


帰りも、先輩が一緒に帰って下さった。
最後だったので握手してはぐさせてもらいました（笑）


こんなことならもっと仲良くさせて頂ければよかった。




です。




後悔役に立たず。




今度のゼミのお別れ会は、泣くかもしれないです。



どうも片思いが多いようだ。